old-guy-tweetsのブログ

日々の出来事日記でボケ防止!

鏡開き

昨日の1月11日は、「天赦日」+「一粒万倍日」+「甲子の日」が重なる最強開運日だったので、この事ばかりに気を取れれていました。

今朝、妻に「昨日お汁粉でお餅食べるの忘れたね。」っと言われたのですが、何の事なのか分からず「何で?」と尋ねた所、「昨日の1月11日は鏡開きだったのよ。」と妻。

鏡開きと言う言葉は聞いた事がありましたが、お恥ずかしながら、この年まで何の事なのか知らずに生きてきました。
私が子供の頃、近所のおじさんたちが、鏡開きと言ってお酒を飲んでいたような記憶は微かに残っているのですが、お餅との結び付きは一切ありません。

早速、インターネットで調べて、ようやくお餅との結び付きが理解できました。
ウィキペディアでは以下のように記されていました。
鏡開き(かがみひらき)・鏡割り(かがみわり)とは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事である。
神仏に感謝の気持ちを示し、無病息災などを祈って、供えられた餅を食べる。
汁粉・雑煮、かき餅(あられ)などで食されることも多い。

なるほど、お正月に神様を家にお迎えするために神聖な食べ物である鏡餅をお供えし、神様がお帰りになった後に、神様の力が宿った鏡餅を食べることで、一家円満、健康と幸運を願うと言う事らしい。
鏡餅の丸い形は歴代の天皇が継承する「三種の神器」の一つである青銅の円形の鏡に由来し、縁起の良いものとされており、2段に重ねるのは、福徳が重なり、円満に暮らせる意味があるそうです。

そう言えば、コロナで帰省できなかった昨年などは、意味も分からず鏡餅を買ってきてお供えしていましたが、今回もそうですが実家へ帰省していた時は、鏡餅はお供えしていませんでした。
お正月に神様を家にお迎えするための鏡餅なのであれば、帰省していても我が家にお越しいただき、ご利益を賜りたいのでお供えすべきでした。
今年からは帰省しようがしまいが、鏡餅をお供えするようにして、1月11日に美味しくいただきたいと思います。

でもそうすると、私の子供の頃の記憶は一体何なんだったのでしょう?
それも気になったので調べてみた所、大きな樽酒のふたを木槌で勢いよく割るお祝いの行事も「鏡開き」と言うらしい。
ちなみに、神前に供えるときのお酒を「御神酒(ごしんしゅ)」で、ふるまわれる時は「御神酒(おみき)」と呼ぶとの説があるそうで、確かに「おみき」と言ってふるまわれていたように思います。
ですので、これもお正月の行事の一つだったのですね。
腑に落ちました。

補足として、東北や関東の鏡開きは1月11日ですが、関西は1月15日など、地域によって色々あるそうです。

(おわり)